不妊治療について①

不妊治療
@esoraorange

ブログでは不妊治療についても書いていきたいなと思ってます。
もし、ご興味があればお付き合いください𓍯

私自身治療をはじめて、知らない事の方が多かったんですよね。
その度にWEBで調べてメモしての繰り返しで、
周りに同じ状況の子がいる訳でもなく、誰にでも気軽に言える話題でもなく、
1人で戦っているような気すらしました。

ここでは、少しでも誰かの力になれる情報を発信できたらと思います!

@esoraorange

私が不妊治療を始めるきっかけになった事を少しお話すると…
結婚してから、いつ妊娠してもいい気持ではいたし、
“避妊しなければ授かれるもの”だと思ってました。

妊娠ってそんな簡単なものではない(あの頃の自分に言ってやりたい)
だんだんと年齢的にも悠長なことは言ってられない、
自力では困難(今までのチャレンジ経験)、本格的に治療として取り組もうと決意!

治療に取り組もうと決め、WEBで調べていく中で私が疑問になったのは、
治療費はどのぐらいかかるの?仕事と両立できるものなの?
この2つを書いていきたいなと思います。参考になればうれしいです。
※仕事は内勤の事務職です、リモートワーク有

@esoraorange

まず、家の近くにある産婦人科で生理不順と不妊について相談をしました。
私は20代の頃から生理不順があり、周期が長く安定しづらい状況で、
他、産婦人科で受診しても特に問題なしで原因は不明。

今回先生とお話をした上で言われたのは、
「不妊専門ではないので治療は限られる、タイミング法でよければやります」
と言うシステマチックな回答でした。
それでもまずはお願いしてみよう(合う合わないはそれから決めよう)と、治療を開始。

治療は全て保険適用で、1周期合計4,000円程(2回受診しました)
これを3回トライしましたが結果は陰性
3回目の陰性が分かった時点で専門クリニックへの転院を決意

転院理由として、タイミング法で結果が出なかったのもそうですが、
「不妊専門ではない」と診察の度に釘を刺されていたので、
ステップアップする(治療段階をあげる)には転院しかなかったからです。

実は最初から専門クリニックを受診しなかったのには訳があります…
それは”予約が取れない”から
WEB予約制で予約しようにも、1か月以上先まで埋まっていました。

私のクリニックを選ぶ条件は”家から近く通える立地”
仕事との両立ができるようにと考えた結果、
近ければ移動時間も短く、有給消化時間数も少なくて済むと考えたのです。
(私の勤め先は時間単位での取得が可能でした)

予約が取れない為に近くの産婦人科にかかりましたが、
最初から専門クリニックへ行けばよかったなと少しだけ後悔。。。

@esoraorange

決めた不妊治療専門クリニックは電車で2つ隣の駅、
車がないので公共交通機関で最寄り駅から徒歩範囲が必須条件でした。

その専門クリニックでは最初からステップアップするつもりで、
人工授精を希望して受診しました。合計5回のトライです。

初回は検査費用(2人分)が入って少し金額大きいですが、
通常時の1周期の治療費は約33,000円程で、4回ほど受診しました。

人工授精ではタイミング法より、受診日が増え、病院にいる時間も増えたので、
有給を時間単位から半日単位で取得する回数が増えました。

7~10日の間(排卵日付近)に3回の受診という通院スケジュール、
リモートワークを併用できていたので、仕事とも両立できました。

それでも、仕事を共有する同僚1人だけに、婦人科に通院していることだけ話しました。
有給で通える範囲内なら上司へは相談しなくてもなんとかなると思ったのと、
急な休みでカバーしてもらう必要がある時の為に、同僚にだけこっそりと。
言える関係性だったのが救いだなと思います。

@esoraorange

人工授精を続ける中で、
「継続しても効果がでるのは5-6回がピーク」、
「陰性の原因があるとしても、ステップアップしてみてわかるかもしれない」、
と先生からのお話が出てすごく迷いました。
ステップアップするのか、頭打ちでも人工授精を続けるか、
治療を辞める事は頭になかったです。
今後の治療方針を考える為と、治療優先の我慢生活に少しお疲れだった為、
2周期程治療はお休みしました。

ここで初めて本気で悩みました。
治療を優先するのか? 仕事(キャリア)と両立できる範囲でするのか?

もともと、今のままでは妊娠に結びつかないと思って始めた不妊治療なんですが、
優先するものを見失っていて、即決できなかった自分がいました。
高額な治療費の為に収入が無くなる不安と、
治療のために仕事を辞めたら再就職できるのかの不安と、
ゴールが見えない不安とで、前が見えなくなってた気がします。

「仕事はまたできるけど 不妊治療ができるのは今だけ」
「不妊治療において あなたのかわりは誰もいない」
インスタで見つけた言葉なんですが、この言葉が私にはとても響きました。
仕事と治療のどちらを優先させるかなんて、最初から決まってたのに気づけました。

@esoraorange

悩んだ末、治療は継続してステップアップ(体外受精)を決意し、
仕事との両立に関しては、今は治療を優先させる為、仕事を辞める事にしました。

退職を決意できたのも、生活防衛金が貯まっていたから。
一馬力になっても、1年程は仕事をしなくても暮らせる資金があるので、
厳しくなったら切り崩して生活費を補填しようと思います。

現職は有給消化に入ったタイミングで治療を再開し、ステップアップしました。
まずは採卵する為に高刺激法を開始したところ…
約2週間、ほぼ毎日のように診察or注射でクリニックに通ってました(笑)
(来院時間を指定される日もある)

結果論になりますが、私の場合はフルタイムでの両立はかなり厳しいと感じています。
身体的にも精神的にも負担が大きくなる不妊治療なので、
自分を労わりながら進めていくのが大事だなと思います。

次は移植に向けて開始日待ちです!
移植までにかかった費用と助成金の申請を書けたらいいなと思っています、
少しでもお役に立てればうれしいですʕ •ᴥ•ʔ

esora𓍯

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